【朝霞市】赤外線サーモグラフィ診断 皆様こんにちは(*^^*) 朝霞市を中心に外壁・屋根塗装を行っております色武です。 とうとう梅雨が明けましたね。 雨の季節は終わったーなんて油断してはいられません。 夏と言えば、ゲリラ豪雨☔ 突然雨や雷がやってくる季節になりました。 せっかく乾いた洗濯物もびっしょりなんてことが多々起こります(◞‸◟) 一度に大量の雨が降った時に起こりやすいのが雨漏りです。 お客様からのご相談でよく伺うのが 普段は気が付かなくても強く雨が降った時に雨漏りがあるというものです。 しかし雨漏りの診断は実は難しく、 外から見ただけでは原因が分からないこともあります。 そんな時に活躍するのがサーモグラフィです!(^^)! 今回はこのサーモグラフィ診断についてご説明したいと思います。 サーモグラフィとは 対象物から出ている赤外線放射エネルギーを検出して、 その温度を分布図にして画像表示する装置です。 温度の分布が可視化されること、 離れたところからでも非接触で温度測定することができるのが特徴です。 サーモグラフィ診断で分かること ①雨漏り 雨漏りしている場所は水が染み込んでいるため他の場所より温度が低くなっています。 壁の中などの目に見えない雨漏りや、雨水の侵入ルートも サーモグラフィで見てみると発見できる可能性があります。 壁に穴を開けずに診断・ピンポイントで不具合の修繕ができるので安心・安全です。 ②防水 バルコニーや屋上の防水層をチェックすることも可能です。 水の滞留など目には見えませんが 建物の劣化に直接つながるものなので定期的な診断がお勧めです。 ③屋根 外からは確認できない下地材の含水、また基材の浮きなども サーモグラフィによって確認することができます。 ④外壁材の浮き サイディングやタイルなど、外壁材が経年などで浮いている場合も サーモグラフィで発見することができます。 その他結露や断熱材の欠損なども見分けることが可能なようです。 いかがでしたでしょうか。 ここまでサーモグラフィの特徴を申し上げてまいりましたが サーモグラフィの診断が向いていない建物などもありますので注意が必要です。 コロナで商業施設のエントランスなどに見かけることが多くなったサーモグラフィですが お家の診断にも活用されるなんて用途が広いですね。 雨漏りなどの際にはサーモグラフィ診断お勧めです!(^^)! (2021.07.20 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
簡単な外壁塗装のチェックポイント こんにちは!朝霞市を中心に外壁・屋根塗装を行っております色武です(*^^*) 念願のマイホームを手に入れたらずっと快適に過ごしたいですよね。 しかしながら経年による劣化はもちろん、 猛暑による強い太陽の照り付けや 台風などの豪雨災害でお家がダメージを受けてしまうことが多々あります。 建物の耐久性を維持するためにも日頃からチェックをしておくと もし何かの不具合があったとしても早めに対応でき 大がかりな修繕にならずに済みますよね。 今回はおうちの外壁塗装のチェックポイントをお伝えしようと思います。 汚れが目立つ コケやカビなどが付着している、窓枠や付帯部の下に雨垂れ汚染が付いている 色褪せ 外壁の色が薄くなってきている、ムラになっている チョーキングの発生 チョーキングとは塗料が分離して粉が吹いている状態です。 壁を指でこすると白い粉が付いてくるのですぐ分かります。 エフロレッセンス(白華)の発生 タイルやコンクリートが白くなっている。 こちらは内部のカルシウムが雨などにより流れ出してしまっている状態です。 目地シーリングの劣化 サイディングやALCなど外壁材の継ぎ目に打ってあるシーリングが ひび割れていたり、切れて下地が見えてしまっていると 雨水などが入り込んでしまう恐れがあります。 外壁材が浮いている 外壁材が反ってしまい平面のはずの外壁に段差ができてしまうことがあります。 隙間から雨水が入ってしまいますので注意が必要です。 サビが発生している 金属サイディングや釘周り、手摺廻りなどからサビが発生している 放置すると腐食が進んで穴が開いてしまうこともあります。 ひび割れ(クラック) 細いものはヘアークラック、太いものは構造クラックと呼ばれます。 こちらも隙間から雨水の侵入の恐れがあります。 塗膜の剥離 外壁はもちろんですが破風などの木部もチェックが必要です。 塗膜が剥離していると防水機能が無い状態になりますので 基材に水が染み込みやすくなっていまいます。 外壁塗装の簡単に確認できるチェックポイントをお伝えしました。 もうすぐ梅雨も明けそうですし お天気が良くなったら一度ご自宅の周りをぐるっと一周していただいて 外壁や屋根など見える範囲をチェックしてみてはいかがでしょうか。 何か気になることがありましたら 是非弊社までお問い合わせ下さい!(^^)! (2021.07.19 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
三種の工法 こんにちは!朝霞市を中心に外壁屋根塗装を行っております色武です。 今回は塗料の塗り方についてお伝えしようと思います。 外壁塗装では、塗料を塗る主な工法は3つです。それが刷毛、ローラー、スプレーです。 刷毛塗り 刷毛(はけ)とは、みなさんもうご存じかと思いますが 柄の先端に多数の毛を取付けた道具の総称になります。 柄の素材は木やプラスチック 毛の部分はナイロン繊維や動物の毛が使われます。 一口に馬の毛と言ってもたてがみや尾、胴毛や足毛など様々な種類があります。 また、刷毛、粘土の高い場合には寸筒刷毛、隅の塗装には筋交い刷毛といったように 塗装する場所や用途によって使い分けが必要です。 刷毛塗りは昔からある伝統的な工法となっています。その分、刷毛塗りには職人技が要求されると言えそうですね(*^^*) ローラー塗り ローラーとは、耐水性のある硬い紙や合成樹脂の円筒に、 羊などの動物の毛や合成繊維を巻き付けた筒状のものです。 こちらも刷毛同様、用途に合わせて太さと毛足の長さを使い分ける必要があります。 例えば、粗い面を塗る時には毛足の長いもの、 逆に平滑な面に塗る時には毛足の短いものを選びます。 中毛タイプというものもあり、両方塗装できる万能なタイプとなっています。 最も扱いやすく、広い面でも比較的スピーディに塗ることができ、 風などの影響で飛散することもないので 近隣との距離が近い現代の住宅事情ともマッチしています。 また、刷毛塗りよりも比較的簡単に塗装できるため、 職人でなくとも扱うことができることも利点のひとつではないでしょうか。 スプレー塗り スプレー塗りとは、専用のスプレーガンを使って 塗料を霧状にして外壁に吹き付けて塗装をする工法です。 車や工業製品の塗装でも使われている工法です。 職人の負担が少なく、広範囲を短時間で仕上げられるのがメリットです。 デメリットとしては、 塗料が周辺に飛散しやすい、音や匂いも発生しやすい、 ムラなく塗装するのが難しいといったものがあげられます。 近年では騒音の少ないタイプの機械も出ており リシン仕上げやスタッコ仕上げ、吹付タイル仕上げなど 意匠性の高い仕上げも可能なことから選ばれるお客様も増えています。 今回ご紹介しました3種類の工法、どちらもメリット、デメリットありますね。 どの工法を用いても、塗料の用法・容量や手順をきちんと守っていれば 仕上がりや耐用年数にはほとんど差がありません。 お客様のお好みをお伝えしたら あとは信頼できる業者や職人にお任せして大丈夫かと思います(^^)/ (2021.07.16 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
【朝霞市】外壁塗装の工事に必要なだいたいの期間 こんにちは!(^^)!朝霞市を中心に外壁屋根塗装を行っております色武です。 お客様から外壁塗装工事のご依頼を受ける際に、どのくらいの日数がかかるのかを聞かれることがあります。 窓を開けられなかったり、洗濯物を干せなかったりしますので どのくらいの期間を想定すれば良いのか気になりますよね(^^ゞ 外壁塗装にかかる期間はどのくらい? 一般的な外壁塗装期間は7日間〜12日間程度です。 工事の工程としては 近隣挨拶、工事の準備 塗料の匂いや音などどうしてもご近所の方に迷惑がかかってしまいますので工事前にあいさつ回りを行います。 足場設置、飛散防止シート張り 足場の設置は基本的に一日で終わる作業です。 飛散防止シートを貼ることで洗浄水や塗料などの飛散を防ぐことができます。 高圧洗浄 塗装の前に、高圧洗浄水で汚れや苔を洗い落とします。 基本的に1日かけて洗浄を行い、天候にもよりますが1~2日かけて乾かします。 かなりの騒音が出ますので、その時間は外出するなどの対策が必要です。 下地補修・養生 外壁に欠けやクラックなど必要がある場合には下地補修をします。 版間目地などシーリングの打替えを行います。 塗装しない部分には保護シートやテープを貼って養生します。 塗装 いよいよメインの塗装に入ります。 下塗り・中塗り・上塗りの3工程になっています。 天候によりズレることもありますがそれぞれに基本1日かかるので計3日かかります。 点検 塗装の仕上がりを確認します。 塗り残しや塗りムラがないか良くチェックしましょう。 この後足場を解体してしまうので塗り直しなどの作業が難しくなってしまいますのでご注意ください。 片付け・足場撤去 全ての工程が終わったら足場の撤去・ゴミの片づけなどを行います。 こちらも基本的に一日で終わる作業です。 終わりましたら、ご近所に工事完了の挨拶に行かれることをお勧めします。 以上が外壁塗装の工程をかかる日数になります。 工事が始まる前の方が色々と時間がかかりがちで いざ始まってしまえば意外とあっという間に終わってしまうかなというのが印象です。 ちなみにですが、屋根塗装も同時に行う場合はこちらに3~4日プラスくらい 合計で10~14日ほどかかるとお考え下さい。 (2021.07.15 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
【朝霞市】雨樋塗装って本当に必要なの? こんにちは!朝霞市を中心に外壁屋根塗装を行っております色武です!(^^)! とうとう梅雨に入りそうですね 雨天の日が続く憂鬱な季節です( ;∀;)ものも万全であることが多く、雨樋もその一つです。 雨樋の最大の役割は、雨水を集めて排水することです。もし雨桶がなければ屋根に降り注いだ雨水は屋根全体から外壁伝いに流れ落ち、騒音の原因になったり排水の弱い部分に水が溜まり建物に様々な悪影響を及ぼすことも考えられます。 雨樋の素材は様々なものがあります ・塩化ビニル製(プラスチック) 軽量で施工がしやすい、安価 ・アルミ製 丈夫で長持ち、高価 ・ガルバニウム鋼板 アルミより耐久性は劣るものの費用が優良 ・銅製 神社・仏閣などで使われている さて、表題にもあるように雨樋に塗装は必要かどうか? あえて塗装をしなくても寿命まで問題なく使えるのですが やはり塗装は必要ではないかというのが結論です。 その理由としては ☆塗装することで劣化を少しでも遅らせたり、受けるダメージを軽減させることができる ☆塗装をしておくことによって劣化の発生が目に見えて分かる ☆外観の印象が変わる 塗装をしておけば表面の保護をするコーティングができますし、 コーティングしておくと、劣化が始まった時には剥がれてきたり色褪せてくるので分かりやすいです。 また、人目に触れる場所にあるのが雨樋ですので、 外壁を塗り直した際などは特に建物全体の受ける印象も大きく変わってしまうことも考えられます。 雨桶は通常錆びにくい素材で出来ていますが塗装を行うことでそれらの進行を大幅に遅らせることも可能です。 雨樋を外壁と同じような色で合わせて塗装すれば建物全体に一体感が出ますし 全く違う色を使ってアクセントにすることもできます。 見た目の美しさを左右すると言っても過言ではないですね。 雨桶の塗装を行う必要性は低いですが、外観にこだわりたい方にとっては外せないポイントの一つではないでしょうか。 (2021.06.17 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
【朝霞市】一級塗装技能士ってどんな資格? こんにちは! 朝霞市を中心に外壁屋根塗装を行っております色武です(*^^*) 「一級塗装技能士」という資格をご存じですか? こちら塗装に関する十分な技術と能力を有していることが認定されている厚生労働省による国家資格です。 学歴にもよりますが、塗装の実務経験が7年以上となって初めて受験資格が得られるものです。 7年以上の経験豊富な職人さんでも合格率は50%と難易度の高い資格となっています。 ちなみに二級塗装技能士の場合は2年の実務経験が必要です。 試験には学科と実技があります。 学科試験 塗装に関する、材料・色彩・関係法規などの質問に回答していきます。 実技試験 原点方式の採点法で100点満点中60点以上で合格です。 実技としてはベニヤ板にパテ塗り、けがき線、スプレー塗装、玉吹き、ヘッドカットなど行い仕上がりを判定します。 試験時間は5時間、受験者には2m×2mのスペースが与えられ その床の養生から始まり、時間内に塗装だけでなく片付けまできちんと終わらせることが必要になります。 課題は図面と文章によって指定された条件をもとに塗装しなけれなならないので実務が7年以上とはいっても練習が必要になるようです。 なんだか聞いただけでも緊張しちゃいますね(^-^; 一級塗装技能士の資格を持っているというこは 知識や技術を客観的に証明されているということですので お客様が塗装業者を選ぶ際には大きなポイントになるかと思います。 資格が絶対‼というわけでもありませんが 塗装業者を選ぶ際には一級技能士などの有資格者がいるかどうかも判断材料の一つにしてみてはいかがでしょうか。 (2021.06.16 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
【朝霞市】風災補償って何? こんにちは(*^^*)朝霞市を中心に外壁屋根塗装を行っております色武です。 六月に入り梅雨、そしてそのあとは台風の時期がやってきますね。 昨年も日本のあちこちで大きな被害がありました。 日頃からの供えが必要ですね。 さて、そんな大雨や台風の後に多く寄せらるれ相談が雨漏りや屋根の破損です。 修理の前はほとんどの方がネットなどで屋根修理について調べるのではないでしょうか。 調べていると「屋根修理には火災保険の補償が使える」との情報がたくさん出てきます。これは、火災保険の風災補償を使って、屋根の修理をすることが出来るというものです。 風災とは一般に台風・暴風雨・春一番・旋風・突風・竜巻などの強い風による災害のことです。 火災保険の風災補償とは、外壁や屋根材・雨樋・カーポート・ベランダ・フェンスなどに関する被害を補償してくれるものです。 保険適応の条件は ①最大瞬間風速が秒速20m以上の風が被害の原因であること ②修理の費用が20万円以上 ③風災による破損事故から3年以内の申請であること また、既に修理を行っている場合でも3年以内ならば申請することができますので心当たりのある方は是非検討してみることをお勧めします!(^^)! 保険の適応となる事例はこちら⇩ ・屋根瓦のめくれ、ずれ、釘抜け ・スレートの浮き、欠損 ・トタン屋根が飛ばされた ・強風で飛ばされてきた物がぶつかって屋根や外壁が破損した ・防水シートが破れてしまい雨漏りになった ・雨樋の歪み、外れ、破損 ・屋根上アンテナの破損 ・外構フェンスの歪み 火災保険金としての申請に必要なものは、被害状況の写真、被害に遭った日時、場所、住所をまとめた報告書となります。ここで屋根の破損部分の写真が必要となっていますが、これは屋根調査をしてくれる業者などに依頼することをお勧めします。 破損した屋根などに登ったりするのはとても危険ですのでやめましょうね。 修理を前提に業者に見積もりと一緒にこのような報告書の提出も依頼するのが一般的です。 保険会社は申請を受けると、一般社団法人である鑑定会社に現場の調査を依頼します。 損害補償鑑定人が調査し、保険申請を認めるかどうか決定するのですが ここだけの話、こういった損害保証人による鑑定はよほど大きな額の工事か、書類がどう見ても怪しいような場合にのみ行われるようです。 風害として認められないケースとしては、損害額が20万円以下のもの・損害鑑定人が風災と認めなかったもの・経年劣化によるものなどがあります。 特に雨漏りに関しては経年劣化と風災の判断が難しいケースが多々ありますのでプロに頼るのが一番かと思われます。 せっかく入っている保険ですので有効に使いたいですね。 分からないこと、聞いてみたいことあったらお気軽に弊社にお問い合わせ下さい。 経験豊富な社員がお待ちしています(*^^*) (2021.06.15 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
【朝霞市】意外に知らない紫外線の影響 こんにちは(*^^*) 朝霞市を中心に外壁屋根塗装を行っております色武です。 紫外線、気になりますよね(^^ゞ 実は一年のうちでこの時期が一番紫外線が強いんです。 ご存じのように紫外線は日焼け、シミ、シワの原因になりますから 日焼け止めや日傘・帽子を駆使してなんとか免れたいですね 実は、紫外線は人の体にだけでなく建物にも悪影響を及ぼすことはご存じでしょうか? 最も分かりやすいのは色褪せです。 屋根や外壁の色褪せは雨や湿気で起きることもありますが 紫外線による影響はかなり大きいようです。 紫外線が当たることによって塗膜に含まれる顔料が分離してしまい色褪せが起こってしまいます。 こういった顔料の分離が進行してくると、チョーキングという白い粉がふいたような状態になります。 壁をこすった時に手に粉が付くようなら塗装の更新の時期ですので是非ご自宅でも確認してみて下さい。 また紫外線を浴び続けることによりひび割れや剥がれなども起こりやすくなってしまいます。 ひび割れや剥がれは、雨水の侵入の原因の一つです。 放置しておくと腐食や雨漏りが発生してしまいますので注意が必要です。 コーキング材の劣化も紫外線によって起こります。 サイディングの版間やサッシの廻りなどコーキング材で雨水の侵入を防いでいますが、 最初はゴムのように弾力のある素材が紫外線を浴びることで硬化し、 ひび割れたり、縮んでしまうことで隙間が開いてしまいます。 そこから水が染み込んだり侵入したりすると不具合の原因になりますのでこちらもご注意ください。 ただし、紫外線には良い影響もあります。 人間も紫外線を浴びることでビタミンDが生成されるそうですが 外壁にとっての良い影響は、殺菌効果です。 雨などで濡れた屋根や外壁を乾かしてくれるのでカビの発生を防いでくれます。 また光触媒の塗料なども紫外線をうまく利用したものですね。 ただしこちらの効果は日が当たることが前提ですので、日の当たらない北側では効果は期待できないです(T_T) この様に紫外線には良い面も悪い面もあります。 顔や体に日焼け止めを塗るように、屋根や外壁も紫外線に強い塗料など賢く使って 大切なお家が長持ちするようにメンテナンスしてはいかがでしょうか。 (2021.06.02 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
【朝霞市】ALCって何? 朝霞市を中心に外壁屋根塗装を行っております色武です!(^^)! 今回は外壁の素材ALCについてお話したいと思います。 ALCとは? ALCは、Autoclaved Lightweight Concrete(圧力処理済み軽量気泡コンクリート)の頭文字です。 気泡コンクリートと呼ばれる特殊なコンクリートの一つになります。気泡コンクリートは、従来のコンクリートとは違って高温高圧蒸気養生されておりセメントの中にスポンジ状の気泡を入れることで、軽量化が図られたものです。 ALCの歴史は意外と長く、1920年代にヨーロッパで発明され、徐々に広まってきました。最初に開発されたのは、スウェーデンで、その後ドイツやオランダなど、ヨーロッパを中心に広がりを見せ、結果的には世界的に発展してきた歴史ある建材になります。その優れた性能が評価され日本では1960年代からALCが導入、現在では国内でも生産され高層ビルや一般の住宅まで幅広く使われています。 ALCの主成分は? ALCの主な原料は、珪石、セメント、生石灰、アルミ粉末、安定剤、水です。これらの原料を鉄筋がセットされた型枠に注入し発泡させます。発泡が完了したときには、約2倍になるそうです。その後、所定の寸法に切断して、オートクレープという窯に入れ、10気圧の高圧蒸気で約10時間蒸し焼きにすることで、ALCが出来上がります。 ALCの気泡 ちょっと難しい話になりますが ALCの気泡は一つ一つがバラバラになっているのではなく、直径0.05ミクロン以下のとても細かい細孔で繋がっています。 このように緻密に決都合した状態は、トバモライト結晶と呼ばれており、これ以上化学反応を起こしにくい非常に安定した状態だそうです。自然界でトバモライト結晶ができるには限られた環境条件と何万年もの長い年月が必要になるといわれています。 ALCはそんな化学反応を人工的に再現して作られているんですね(^^♪) ALCの機能 ・耐火性 気泡が熱の伝わりを抑える 炎や熱を受けても有毒ガスや煙が出ない ・遮音性 無数にある気泡が音を吸収してくれる ・調湿 多孔構造のため湿度を調整してくれる ・軽量 ・リサイクルが可能 以上がALCの主な特徴になります。 まさに外壁にピッタリな素材と言えそうですね!(^^)! (2021.06.01 更新) 詳しく見る お役立ちブログ