外壁塗装とエアコンの室外機 埼玉県朝霞市・和光市・新座市で外壁塗装・屋根塗装を専門に行っている色武です。 ここ2日は少し気温が高く、本格的な冬になる前にちょっと足踏みですね。 しかしGO To トラベルが始まって、少しずつ新型コロナウィルスの感染拡大が広がってきてますね。 皆さんはどこかお出かけはされましたか?? お出かけの際は、感染症対策をしっかりと!! さて、本日は外壁塗装・屋根塗装時でのエアコン養生についてお伝えさせて頂きます。 外壁塗装を行ってる際には、塗料が飛び散らないように養生を行います。養生をしていると、色々と生活に支障が出るのではないかと不安に思ったことはありませんか。今回は、よく疑問に思われるエアコンの養生についてご紹介します。 エアコンの室外機は、屋外にあります。外壁塗装をする際には各所養生を行いますが、室外機も同様にビニールなどで包み養生を施します。 室外機がぴったりとビニールで包まれてしまっていると、室外機の役割を果たすことができません。しかし、エアコンを使うような季節の場合は特に、エアコンの室外機の空気の通り道を遮らないように養生がされるようになっています。 室外機の全てを包まなくても、養生を施すことは可能なのです。養生とは、必要のないところに塗料が飛び散らないようにビニールなどで包んで守ることを指します。つまり、室外機に塗料を付かなければ問題はありません。 よく行われる方法が、室外機の前に支柱を立て、ドアの養生を施すのと同様にゆとりを持たせる方法です。また、足場を作るときにも室外機をよけて取り付けることが多いので、室外機を移動させる必要もありません。 外壁塗装をしている際には、窓を開けられないことがよくあります。やはり、外壁塗装をしている際には窓を開けると塗料が中に入ってしまうことも考えられるので、当然のことだと言えるでしょう。このような理由から、外壁塗装を行う際には、窓を開けずにエアコンを使用することもよくあります。 特に暑い夏場や冬の寒い日には、エアコンは欠かせません。そんな状況で、エアコンの使えない状況は、健康被害をもたらす可能性もありますので、 もしその時期に塗装工事するとしても、きちんと養生すればお使いいただけますのでご安心ください。 また、余談ですが、外壁塗装を室外機に施すことがあるのをご存知でしょうか。遮熱性能の高い塗料を使って塗装を行うことによって、室外機の温度の上昇を防ぐことが可能です。室外機の温度が上がらないということは、温度を下げるための電力を使わないため、節電の効果も期待できます。 機会があったら是非 担当者に相談してみても良いかもしれませんね♪ (2020.11.17 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
耐候性って何? 朝霞市を中心に外壁塗装・屋根塗装を行っている色武です。 皆さん、塗料を選ぶ際に、耐候性という言葉を聞いたことはありますか?何となく意味は分かっても詳しくは知らないという人は多いと思います。今回は、塗料の対候性について紹介します。 では、耐候性とは何なのでしょうか。耐候性塗料とは、外に置いておいた場合の天候等による外的要因に対する耐久性がある塗料のことを指します。また、耐候性塗料の中でも紫外線や赤外線、雨などの要因に対して特に耐久性が高い塗料のことを高耐候性塗料と呼んでいるのです。 そんな耐候性塗料ですが、基準はあるのでしょうか。耐候性塗料の判定には、促進耐候性試験というものがあります。この試験は、塗料の耐候性を測る上で最も一般的な試験のことです。この試験では、耐候性試験機と呼ばれる装置内に板に塗った塗料を置き、紫外線や水を定期的に照射・噴霧することで疑似的な外部環境を作り出します。その後、実際にその塗料がどれくらいの耐候性があるかを測定する試験です。塗料の耐候性は、この促進耐候性試験が基準となっています。 外壁の塗料にとって、最も大切なことは紫外線や雨水からいかに家を守るかということです。そのため、紫外線や雨を受けてもできるだけ長期間外壁の劣化の状態を示すチョーキング現象が出現しないかどうかを調べています。 では、高耐候性塗料とは、どのようなものなのでしょうか。耐候性塗料は、天候にもある程度もつ塗料のことを指します。一般的によく使用されているシリコン塗料は、耐候性塗料とされており、実験で2000時間前後は、チョーキング現象が起きていないものが多くなっているのです。 そのため、高耐候性塗料は、2000時間以上チョーキング現象が起きない塗料のことを指す必要が出てきます。その結果、促進耐候性試験で3000時間以上のものを一般的に高耐候性塗料と呼ぶことが多いです。高耐候性塗料は、フッ素樹脂系塗料や無機塗料と呼ばれるものが当てはまり、特殊塗料とも呼ばれることがあります。 外壁塗装は家を守る鎧のようなものです。 外壁塗装をする際には、 家を力強く守ってくれる耐候性の高い塗料を使いませんか?(*^^*) (2020.11.17 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
屋根のカバー工法とは? こんにちは。 埼玉県朝霞市を中心に和光市・新座市等近隣エリアの建物修繕を行っている色武です。 前回は、外壁のカバー工法について紹介しました。今回は屋根のカバー工法についての紹介です。 まずは、屋根のカバー工法についてです。 屋根のカバー工法とは、今すでにある屋根の上にそのまま新しい屋根材を被せることです。外壁材の時と同様に、手間をはぶくことができ、その分廃棄物が少なくなったり、工事期間を短くすることが可能になります。 では、どのような屋根材にカバー工法を用いることができるのでしょうか。 カバー工法が可能になるのは、金属サイディング系の屋根であったり、ストレート屋根などの、比較的厚みのない屋根に使用されることが多いです。 逆に、日本瓦のような屋根材の場合には、屋根材自体が重いため、葺き替え工事を行います。 では、そんなカバー工法のメリットとデメリットとは何なのでしょうか。 まずは、メリットです。 一番のメリットは、比較的簡単に工事を依頼することができることです。 このカバー方法は、葺き替え工事ほど大掛かりな工事ではありません。 また、葺き替えをしない分、廃材を極力減らすことが可能になります。 他には、葺き替え工事のように、屋根材を解体することがありません。 そのため、騒音が出にくいことも、大きなメリットの一つではないでしょうか。 次は、デメリットです。 デメリットは、すでにある屋根材の上に新しい屋根材をカバーするという工法によってもたらされる独自のものと言えるでしょう。 基本的に、サイディング材や、ストレート材は、瓦に比べて軽くなっています。 そのため、地震などの災害が起きたときにも、自分の屋根の重さで家がつぶれる心配がなくなると言われているのです。 しかし、カバー工法を行うことによって、単純に考えて屋根の重さが増してしまいます。 いくら軽い屋根材でも、二重にしてしまったがために軽いとう利点がかすんでしまうのです。 カバー工法には、それぞれメリット・デメリットが存在します。 ぜひ、工事を決める前に一度色武にご相談ください。 (2020.11.17 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
外壁カバー工法とは?? こんにちは。 埼玉県朝霞市を中心に和光市など埼玉県を中心に外壁塗装・屋根塗装を専門におこなっている色武です。 今日はいい天気ですね! 今週一杯は天気がいいみたいです!(^^)! さて本日は、外壁の塗装以外の施工方法をお伝え致します。 外壁塗装には、様々な方法があります。その中でも、サイディング材には、カバー工法というものがあるのです。今回は、サイディングのカバー工法について紹介します。 まずは、カバー工法とは何かです。この工法は、今ある外壁を壊すことなく、新しいサイディングやタイルを上に重ねて張るリフォーム手法のことを指します。また、カバー工法では普通の外壁塗装とは違って騒音を出す機会が少ないため、騒音を減らすこともできるのです。 最近は、このカバー工法で外壁を塗装することが増えてきています。では、カバー工法のメリットは何なのでしょうか。 1つ目の理由は、手軽なことです。カバー工法は、すでにある外壁の上に新しい外壁を作ります。そのため、外壁を解体することがなく、廃材を少なくすることが可能です。また、工事期間も比較的少なくてすむところも利点の一つでしょう。 2つ目は、断熱性や遮音性などの機能を付加できることです。選ぶ外壁材の種類によっては、今ある外壁に断熱性や遮音性を持たせることもできます。この方法では、壁の内部に断熱材などを入れ込む工事をすることもなく、断熱や遮音の工事を行うことが可能です。 では、カバー工法のデメリットとは何なのでしょうか。それは、普通の外壁塗装に比べて施工が難しいことです。カバー工法は、外壁に新しい外壁材をただ単に張れば良いと言うものではなく、正しい知識や経験を持った職人が工事を行わなければ結露などの弊害が起こってしまいます。 また、施工が難しいということは、施工料金が高くなってしまう傾向があります。そのため、通常の外壁塗装を行った方が安く済むということもあるのです。 カバー工法は、機能性も手軽さも兼ね備えている外壁の塗装方法です。しかし、外壁のカバー工法は手軽にできる反面、専門的な知識も必要になってきます。外壁のカバー塗装を考えているのであれば、費用や工事の日程などを相談してみてはいかがでしょうか。 (2020.10.29 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
ガルバリウム鋼板のメリット・デメリット 金属の外壁材の一つである、ガルバニウム鋼板をご存知でしょうか。近年広く使用されるようになった金属材の一つです。今回は、ガルバニウム鋼板について紹介します。 ガルバニウム鋼板とは、1972年にアメリカ合衆国のベスレヘムスチールが開発したアルミニウム・亜鉛合金メッキ鋼板の略称です。べレスレムスチール社は、かつてアメリカで最も有名な鋼鉄メーカーで、ロックフェラーセンターやゴールデンゲートブリッジもこの会社の鋼材が使われていたそうです。 では、ガルバニウム鋼板を外壁材として使われるメリットとはどこにあるのでしょうか。 まずは、耐久力の高さです。ガルバニウム鋼板の耐久性は、塩害地域で15年、それ以外の地域で25年と言われています。また、塗り替え時期は15年が目安とされているのです。通常のサイディング材は、10年ごとの塗装を推奨していることを考慮すると、1.5倍長持ちすると言えるでしょう。 次は、錆びにくいことです。ガルバニウム鋼板は、表面のメッキに傷がついていたとしても、中に含まれる亜鉛が鉄よりも先に溶け出すために、鉄を錆びから守ることができます。また、亜鉛が錆びることによって、亜鉛の水酸化膜が鉄の表面を保護する役割を果たして錆びから材料自体を守ることが期待されます。 3つ目は、防水性が高いことです。錆びにくいということは、金属が劣化し、内部に水分が入ってくることを予防することができます。おそのため、防水性も高い外壁材と言えるでしょう。 では、ガルバニウム鋼板のデメリットとは何なのでしょうか。 1つ目は、傷が付きやすいことです。ガルバニウム鋼板は商品によって厚さが異なりますが、大抵0,4mm程度になっています。そのため、硬いものが当たると凹んでしまうことがあるのです。 2つ目は、施工精度によっては錆びてしまうことです。ガルバニウム鋼板は、切断して使うことがよくあります。しかし、その際に誤った切断方法をしてしまうと、錆びが出てしまうことがあるのです。 ぜひ、外壁をガルバニウム鋼板にしてみませんか? (2020.10.28 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
リシン仕上げとは?? 外壁の仕上げ方にはいくつか種類があることはご存知でしょうか?外壁塗装には、吹付工法と乾式工法の大きく2種類に分けらます。今回は、吹付工法の「リシン」という工法について紹介していきます。 そもそも、リシンとは何なのでしょうか。リシンは、薄吹付仕上塗材の一つのことです。アクリル顔料塗料であるリシンに砂状の骨材を混ぜて作られます。下地となるサイディングやモルタルの上にスプレーガンなどで吹き付けて乾燥させることで仕上げるのです。 では、そんなリシンの長所はどのような点なのでしょうか。 まずは、手軽さと自由なデザインです。アクリル顔料塗料を使うので、様々な色のバリエーションを楽しむことができ、値段も安くなります。また、吹付工法なので、手早く、広範囲に塗装を施すことができるようになっているのが長所でしょう。 また、つや消しの効果も特徴の一つでしょう。リシンは、砂の凹凸が多く付くため、下地の不出来も隠すことができるのです。 では、デメリットは何なのでしょうか。 一番大きな点は、防水力に劣る点です。リシンは、通気性・透湿性の面を大幅に優先させた外壁塗料になります。そのため、水分には弱くなってしまうのです。もちろん、外壁に必要な防水性は備わっていますが、他の塗料を使用した時よりも防水機能を期待することはできないでしょう。 2つ目は、カビが生えやすくなることです。リシンを外壁に使用することによって、外壁に凹凸が生じます。外壁に凹凸があると、平らで滑らかな壁に比べてカビが付きやすくなってしまうのです。そのため、カビを発生させにくい環境を作るように心がけましょう。 一体カビの発生原因はどのようなものなのでしょうか。 まずは、長期間に渡って湿気にさらされることです。カビは、湿度が高い箇所に発生しやすいもの。そのため、湿度が高く乾燥しない箇所ではカビが繁殖しやすくなってしまうものです。 また、壁に凹凸があることでカビが根を生やしやすくなります。カビは深くまで根を生やしてしまい、そうなると完全にカビを落とすことは難しくなってしまうのです。 外壁の仕上げにリシンを使う場合は、湿気の溜まりにくい場所を選ぶようにしましょう。 (2020.10.28 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
日本瓦の特徴 皆さん、家の屋根を瓦葺きにしてみたいと思ったことはありませんか?実は、日本で使われている瓦は大きく分けて2種類あり、日本瓦と西洋瓦に分類されます。今回は、日本瓦について紹介します。 まず、日本瓦とは何かということです。日本瓦は、日本国内で作った焼き物の瓦のことを指します。瓦の中には、そのまま焼いた素焼きのものと、瓦表面に釉薬をかけて焼いたものの2種類があるのです。基本的に日本の瓦屋根は、平瓦と役瓦の2つで構成されています。 また、日本瓦は、その瓦の形によって呼び方も違ってきます。 1つ目は、J瓦・和型と呼ばれるものです。恐らく、日本瓦と言われてすぐに思い浮かべる形の瓦でしょう。日本人にとって一番なじみ深い波型の瓦のことです。 2つ目は、F型・平型です。瓦の曲面をフラットにし、平面にしたもののことです。和風の趣もありますが、シックですっきりとした印象を与えることもできます。 その他にも。表面の処理方法によって呼び方も違ってきます。 まずは、釉薬瓦です。粘土を瓦の形に成型して乾燥させた後にガラス質の釉薬をかけて焼き上げたもののことを指します。使う釉薬の成分に応じて表面の色が青や黄色に変化します。 次が、無釉薬瓦・いぶし瓦と呼ばれるものです。釉薬を全く使用しないで作られる瓦のことをそう呼びます。その中でも有名なのがいぶし瓦です。これは、製造の最後の段階で「いぶし」を加えることによって、瓦表面に膜ができて日本瓦特有の風格を持ついぶし瓦が出来上がります。 では、日本瓦にはどのような特徴があるのでしょうか。 1つ目は、耐久性が高いことです。瓦は、高温で焼き上げるため、強度が強くなります。雨や風、雪の被害が少ないところでは耐久年数は100年以上とも言われているのです。 2つ目は、塗装がいらないことです。瓦の表面は、塗装処理されているので再塗装の必要はありません。しかし、地震や暴風雨などで瓦が欠けたり割れる恐れがあります。この場合には、瓦の補強や葺き替えをしましょう。 (2020.10.28 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
養生って何? こんにちは!(^^)! 朝霞市を中心に外壁・屋根を行っております色武です。 皆さん、今までに外壁塗装を考えたことはありますか?外壁塗装とは、その名の通り外壁を塗料を使って塗装します。この外壁塗装の仕上がりを左右するのは、養生だということはご存知でしょうか。今回は、外壁塗装における重要な役割を担っている養生について紹介します。 そもそも、養生とは何なのでしょうか? 外壁塗装は、専用の塗料を使って行われます。ローラーで塗るにしても、スプレーで吹き付けて行うときも多少なりとも塗料は飛散してしまいます。 その飛散した塗料が外壁でないところに付着するとかなりの汚れになってしまうものです。そうならないように、あらかじめ外壁以外の箇所をビニールやテープを使って保護することを養生と言います。 では、養生はどのような箇所に行うのでしょうか? 1つ目は、窓です。外壁に一つも窓がない家は存在するとは思えません。最低でも一つ、どこかに設置されているのではないでしょうか。窓は、窓ガラスはもちろんのこと、窓のサッシも全て覆うようにします。そうすることで、窓枠にも付かずにきれいなままで作業を進めることができるのです。 2つ目は、ドアです。ドアも家に必ずあるものです。しかし、出入り口を完全に塞いでしまうと、住人が出入りすることができなくなります。そのため、出入りができるように養生を行うことが重要になってくるのです。 3つ目は、車です。家の外に車を置いたままにしていると、塗料が飛んでくることも考えられます。愛車が塗料で汚れてしまわないように、専用のカバーをかけて養生するのです。また、このカバーは簡単に取り外しができるので、車で出かけるときにも安心できます。 4つ目は、植木です。植木鉢などに植えられているものは、そのまま移動させることができます。しかし、植え込みなど移動できないものは、植木を覆う形で養生を行うのです。また、芝生などの汚れては困る箇所も養生するようにします。ただし、養生は、ビニールで植物を覆います。そのため、植物が傷んでしまうこともありますので、あらかじめ知っておくと良いでしょう。 養生がキレイに貼られていると、安心して作業ができますし、塗料をキレイに塗ることができます。外壁塗装を頼むのであれば、しっかりと養生を行ってくれるところを選びましょう。 (2020.10.20 更新) 詳しく見る お役立ちブログ
外壁タイルのメンテナンス こんにちは!(^^)! 朝霞市を中心に外壁・屋根を行っております色武です。 近年では、メンテナンスフリーの外壁材としてタイルが選ばれているのをご存知でしょうか。確かに、タイルは他の外壁材と比べてメンテナンスを必要とする回数は少ないですが、一切メンテナンスをする必要が無い、という訳ではありません。今回は、そんなタイルの外壁のメンテナンスについて紹介します。 外壁は常に外気にさらされているため、排気ガスや風雨によって汚れていってしまいます。これはタイルにも言えることで、大きく3種類の汚れがついてしまうことが多いです。 1つ目の有機物付着の汚れは、雨水と一緒に埃や排気ガスが流れて乾いた後に汚れになったものです。この汚れは、中性洗剤などを使って落とすのが効果的ですが、再発する可能性があるのを注意しましょう。 2つ目の炭酸カルシウム付着の汚れは、タイルの下地や目地に使われているコンクリートやモルタルが固まるときに出てくる成分が表面に染み出てタイル面に付着したものです。白華現象(エフロレッセンス)と呼ばれるものです。希塩酸による水洗いが効果的です。洗い終わった後はしっかりと水で洗い流しましょう。 3つ目の虹色に見える汚れは、大気中やセメントなどから出てくる炭酸塩、硫酸塩、けい酸などがタイル表面に付着にて油膜を形成することによってできます。平らで表面がつるつるしているものに起きやすいです。ナイロンたわしと酸性洗剤やフッ酸系の溶剤を使って除去することもあります。 以上、タイル自体が汚れ落としなどのメンテナンスで十分なのですが、 タイル同士のつなぎ目部分「目地」はどうしても経年劣化が生じてしまいます。 目地の劣化を放置しておくとタイルの落下などにつながり大変危険ですので、この目地部分だけはしっかりとメンテナンスを行うことが重要です。 この目地の補修やコーキングの打ち直しは7~10年が目安となっていますのでご注意ください。 (2020.10.19 更新) 詳しく見る お役立ちブログ