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【朝霞市】シックハウス症候群<様々な化学物質・その2>

お役立ちブログ 2021.09.01 (Wed) 更新

こんにちは!朝霞市を中心に外壁・屋根塗装を行っている色武です🙂

様々な化学物質が原因となって発症するシックハウス症候群。

その症状は原因となる化学物質によって異なります。

今回はシックハウス症候群を引き起こしうる薬剤の特徴や、それが原因として起こる症状に焦点を当てお話させて頂きたいと思います。

可塑剤(かそざい)

最初に紹介するのは可塑剤と言い、これを加えることで材料に弾力性を持たせ、加工しやすくしてくれる薬剤です。

近年、ビニールクロスの壁紙やプラスチック配管に利用されることが多くなっています。

しかし、可塑剤によって目や喉の痛みを感じる危険性があるのです。

環境ホルモンであるのではないかという疑いもあり、動物実験では白血病を引き起こした事例もあります。

木材保存剤

その名の通り木材保存剤の役割のほかにも、殺虫剤、ドライクリーニングの染み抜き、金属などの洗浄、香料の抽出剤などにも使用されているのがトリクロロエチレン(トリクレン)と言う木材保存剤です。

無色透明であり、クロロホルムに似た臭いがあり、有機塩素化合物の一種となっています。

皮膚炎や目、鼻、喉の痛みを引き起こすのです。

また、中枢神経を抑制するために眠気や頭痛、倦怠感、不安感、認知能力の低下の原因ともなります。

高濃度では死亡例もあり、発ガン性や自己免疫疾患も指摘されているのがこのトリクロロエチレン(トリクレン)なのです。

このトリクロロエチレン(トリクレン)の他に、クレオソートや有機リン系の殺虫剤、ピレスロイド系殺虫剤などの木材保存剤もあります。

こちらの木材保存剤は、土台に使用されている木材の防腐や防カビ、防虫のために使われる薬剤です。

有機リン系は倦怠感や頭痛、めまい、吐き気、動悸などの症状を起こします。

一方、ピレスロイド系では、頭痛や鼻炎の原因となります。

防蟻剤(ぼうぎざい)

この薬剤は、シロアリの被害を防ぐために用いられます。

ひとくちに防蟻剤と言っても予防剤、駆除剤、予防駆除剤、土壌処理剤などの種類があります。

有機リン系やピレスロイド系のものもあり、それらは上記で述べた木材保存剤と似た症状を発症することとなります。

薬剤による悪影響で、症状が酷い場合は死に至ってしまうこともあります。

今回お話させて頂いた化学物質はほんの一部にしか過ぎません。

家の中にそんなに化学物質が使用されていたことに驚かれた方もいるのではないでしょうか。

日々の生活を送る中で、少しでも体調に異常を感じたら放っておかずに、きちんと対処するように心掛けたいものです。

弊社では、見積もりを無料で行っておりますので、何かご不明な点がございましたら是非お気軽にご相談下さいませ。